中国語を繁体字で勉強したい10-2

中国語を繫体字で勉強したいパート10-2 中国語
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繁体字で中国語を勉強したいと思ったことはありませんでしょうか。

台湾や香港に行く用事があってある程度勉強をしたいと思ってもあまりテキストはありません。簡体字ならあるけど、わざわざ繁体字に直すのが面倒。

そういった悩みを解決すべく私のオリジナルで繁体字のテキストをつくろうと思います!

と言ってもさすがに無理があるので、いくつかのテキストを参考にそれを簡体字から繁体字に直します。

シリーズ一覧はこちら

では頑張って勉強していきましょう!

60.持続相~肯定文・否定文・疑問文

動詞の後にアスペクト助詞”著zhe“をつけて、「動詞の進行中」や「動作・状態の継続」を表します。持続相の時にも通常、目的語に限定語がついていない場合には、文末に語気助詞の”呢ne“をつけます。

また、“著zhe”は心理作用を表す動詞(”喜歡xǐhuān” “愛ài” “知道zhīdào”など)や一回限りの動作を表す動詞(”來lái” “去qù”など)にはつきません。

【基本文型】肯定文:「~しています。」「~してあります。」

主語 + 動詞 + 著zhe(+ 目的語)

①媽媽做著飯呢。Māma zuòzhe fàn ne.(母はご飯を作っています。)《動作の進行中》

②老師在講台上站著。Lǎoshī zài jiǎngtái shàng zhànzhe.(先生は教壇にたっています。)《動作・状態の継続》

例文②は動作の継続でもあり、また、その動作の結果が残っている(保たれている)状態でもあるという形です。

このタイプには、”站zhàn”(立つ)のほかに、”坐zuò”(座る)や”躺tǎng”(横たわる)、”扛káng”(かつぐ)、”舉jǔ”(持ち上げる)などの動詞があります。

【基本文型】否定文:「~していません。」「~してありません。」

主語 + 没(有)méi (yǒu) + 動詞 + 著zhe(+ 目的語)

否定形には”没méi”または”没有 méi yǒu”を用います。

媽媽沒(有)做飯。Māmā méi (yǒu) zuò fàn.(お母さんはご飯を作っていません。)

這個信封上沒(有)寫(著)寄信人的地址。Zhège xìnfēng shàng méi (yǒu) xiě (zhe) jì xìnrén dì dìzhǐ.(この封筒には差出人の住所が書いてありません。)

例文のように、否定文には”沒(有)méi (yǒu)~著zhe”とします。ただし、述語動詞が目的語を伴うときは、例文のように”著zhe”を省略することもあります。

【基本文型】疑問文:「~していますか。」「~してありますか。」

主語 + 動詞 + 著zhe(+ 目的語)+(呢ne)+ 嗎ma?

主語 + 動詞 + 著zhe(+ 目的語)+ 沒有méiyǒu?

「持続相」の疑問文を作るには文末に”嗎ma“を加える形と、”動詞 + 著zhe(+ 目的語)+ 沒有méiyǒu“を加えて反復疑問文をつくる形があります。

窗戶開著(呢)嗎?Chuānghù kāizhe (ne) ma?(窓は空いていますか?)

開著(呢)。/沒開著。Kāizhe (ne)./Méi kāizhe.(はい、空いています。/いいえ、空いていません。)

否定の答えは、”没有méiyǒu”だけで済ませることもあります。

今日はここまでです。お疲れ様でした!

参考文献

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