繁体字で中国語を勉強したいと思ったことはありませんでしょうか。
台湾や香港に行く用事があってある程度勉強をしたいと思ってもあまりテキストはありません。簡体字ならあるけど、わざわざ繁体字に直すのが面倒。
そういった悩みを解決すべく私のオリジナルで繁体字のテキストをつくろうと思います!
と言ってもさすがに無理があるので、いくつかのテキストを参考にそれを簡体字から繁体字に直します。
シリーズ一覧はこちら。
では頑張って勉強していきましょう!
9.介詞フレーズ
“想北走xiǎng běi zǒu”(北の方へ行く)、”離車站近lí chēzhàn jìn”(駅から近い)、”跟他說話gēn tā shuōhuà”(彼と話す)のように、”向xiàng” “離lí” “跟gēn”などは「介詞」と呼ばれるもので、英語の前置詞に似ています。
57.介詞フレーズ~肯定文・否定文・疑問文
中国語の”介詞jiècí”は目的語と一緒になって介詞フレーズを作り、状況語(連用修飾語)として、場所、時間、原因、対象などを表す働きをします。文型は次のようになります。
【基本文型】肯定文:述語動詞の前に置きます。
我給你打電話。Wǒ gěi nǐ dǎ diànhuà. (私はあなたに電話をします。)
【基本文型】否定文:介詞の前に”不”を置きます。
【基本文型】疑問文:肯定文に”嗎”をつけるか、反復疑問文にします。
學校離車站遠不遠?Xuéxiào lí chēzhàn yuǎn bù yuǎn?(学校は駅から遠いですか。)
疑問文では上記のほかに、「疑問代名詞」を用いた疑問文がよく使われます。
你在哪裡工作?Nǐ zài nǎli gōngzuò?(あなたはどこで働いていますか。)
在銀行。Zài yínháng.(銀行です。)
58.主な介詞とその用法1
【在zài】
①「場所」を表す:「~で」
他們在操場打壘球。Tāmen zài cāochǎng dǎ lěiqiú.(彼らはグラウンドでソフトボールをします。)
②「時間」を表す:「~に」
我在高中時認識她。Wǒ zài gāo zhòng shí rènshí tā.(私は彼女と高校の時に知り合いました。)
今日はここまでです。お疲れ様でした!
参考文献
完全マスター中国語の文法[改訂版]
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