いきなりですが、繁体字で中国語を勉強したいと思ったことはありませんでしょうか。
台湾や香港に行く用事があってある程度勉強をしたいと思ってもあまりテキストはありません。簡体字ならあるけど、わざわざ繁体字に直すのが面倒。
そういった悩みを解決すべく私のオリジナルで繁体字のテキストをつくろうと思います!
と言ってもさすがに無理があるので、いくつかのテキストを参考にそれを簡体字から繁体字に直します。
繁体字と簡体字とは?
実は同じ中国語を使用する国でも地域によって使う字が異なります。
繁体字とは主に台湾、香港、マカオで使用され、比較的狭い地域で使用されます。しかし、日本語の漢字に近く、とても親近感がわきます。
逆に簡体字とは中国本土、マレーシア、シンガポールで使用されます。日本で使う感じとはかなり異なっていて、最初は戸惑います。日本語のテキストで多く使われる時はこちらが多いです。
全く同じ言語ですが、使用する文字が異なるというのは面白いですね。
方言について
みなさんは「北京語」とか「広東語」などと聞いたことがあるでしょうか。実はそれ方言です。
なんで○○語とつくのにと言われそうですが、そういうものです。割り切ってください。
中国には他にも方言はあり、よく7大方言と言われます。具体的には「北方語」「呉語(上海語・蘇州語)」「粤語(広東語)」「贛語(南昌語)」「湘語(長沙語)」「閩語(福建省、台湾)」「客家語」があります。
もっと細かく見ればたくさん方言はあるのですが、全部は紹介できないのでここまでとさせていただきます。
ちなみに中国語で「こんにちは」は【你好】です。普通に読むとニーハオですが、台湾語だとリーホーと発音します。方言と言えど違う言語を話しているみたいですね。
私たちが学ぶ中国語について
私たちが今から学ぶのは【普通話pǔtōnghuà】と呼ばれるもので、中国政府が定めた標準語を学びます。現在は公用語となり、義務教育で子供たちが学んでいます。
気になった方もいるかもしれませんが、アルファベットの上に記号がついていますね。これは中国語を読みやすくしたもので、フリガナに近いです。ピンインと呼ばれます。
中国語には四声というものがあり、おなじ「あ」でも4種類あります。どれも変わらないよと思うかもしれませんが、全く違う意味になってしまうので、意識しましょう。
こちらのサイトでは詳しく、音声付きで解説してありますので、参考にしてください。
パート1からテキストを作っていきます
今回は前置きが長くなってしまったので、次回からテキスト本文に入ろうと思います。
みなさんも頑張って勉強していきましょう✨
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