中国語を繁体字で勉強したい2

中国語を繫体字で勉強したいパート2 中国語
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繁体字で中国語を勉強したいと思ったことはありませんでしょうか。

台湾や香港に行く用事があってある程度勉強をしたいと思ってもあまりテキストはありません。簡体字ならあるけど、わざわざ繁体字に直すのが面倒。

そういった悩みを解決すべく私のオリジナルで繁体字のテキストをつくろうと思います!

と言ってもさすがに無理があるので、いくつかのテキストを参考にそれを簡体字から繁体字に直します。

シリーズ一覧はこちら

では頑張って勉強していきましょう!

2.動詞述語文(1)、疑問代名詞と離合詞

「主語+動詞」(ーは~する。)、「主語+動詞+目的語」(~はーをする)は、動作・行為を叙述する文で、最もよく使われる文型です。ここでは「一般動詞を用いた動詞述語文」を中心に、「疑問代名詞」「離合詞」についても解説します。

8.動詞述語文~肯定形

【基本文型】「ーは~します。」「~はーを~します。」

主語+動詞

主語+(副詞[状況語])+動詞+目的語

動詞が術後の主な部分を形成して、動作・行為を叙述する文を「動詞述語文」と言います。簡単な動詞述語文は一つの述語動詞からなっていますが、ほとんどの動詞は目的語を伴います。

我出去。Wǒ chūqu.(私は出かけます。)

他們喝紹興酒。Tāmen hē shāoxìngjiǔ.(彼らは紹興酒を飲みます。)

我很喜歡運動。Wǒ hěn xǐhuan yùndòng.(私はスポーツが大好きです。)

“很hěn”は心理活動を表す動詞“喜歡”を修飾する程度副詞。「~(するのが)大好きです。」の意味です。

中国語の動詞は、主語の人称、時制、数によって変化することはありません。また、目的語は普通、動詞の後に置きます。

9.動詞述語文~否定文

【基本文型】「ーは~しません。」

主語+不bù+動詞

主語+不bù+動詞+目的語

動詞述語文を否定にするときには“不bù”を動詞の前に置き、「~しない《意志》」「(いつも)~しない《習慣》」「~しないであろう《未来》」などの意味を表します。

我不去。Wǒ bù qù.(私は行きません。)

他不看電視。Tā bú kàn diànshì.

そのほか、動詞述語文を否定文にするときには、副詞“沒méi”を動詞の前につけることがあります。

10.動詞述語文~疑問文

【基本文型】「ーは~しますか。」「~はーを~しますか。」

主語+動詞+目的語+嗎ma?

主語+動詞・不bu・動詞+目的語?

①你們去足球場嗎?Nǐmen qù zúqiúchǎng ma?(あなたはサッカー場に行きますか)

②你們買中文詞典嗎?Nǐmen mǎi Zhōngwén cídiǎn ma?(あなたは中国語の辞書を買いますか)

③你喝不喝茶?Nǐ hē bu hē chá?(あなたはお茶を飲みますか)

④你們吃不吃滷肉飯?Nǐmen chī bu chī lǔròufàn?(あなた方はルーローハンを食べますか)

①②は文末に”嗎ma“を加えた「諾否疑問文」です。その受け答えは、

①(我們)去。(Wǒmen) qù.(〔私たちは〕行きます)

(我們)不去。(Wǒmen) bù qù.(〔私たちは〕行きません)

②(我們)買。(Wǒmen) mǎi.(〔私は〕買います)

(我們)不買。(Wǒmen) bù mǎi.(〔私は〕買いません)

また、諾否疑問文には、例えば、“你不去學校嗎?Nǐ bú qù xuéxiào ma?“(学校へ行かないの?)という言い方もあります。その場合の受け答えは、

(我)不去。(Wǒ) bù qù.(行きません。)

(我)去。(Wǒ) qù.(行きます。)

③④は動詞の肯定形と否定形を並べて作る「反復疑問文」です。その受け答えは、

③(我)喝。(Wǒ) hē.(〔私は〕飲みます。)

(我)不喝。(〔私は〕飲みません。)

④(我們)吃。(〔私たち〕は食べます。)

(我們)不吃。(〔私たちは〕食べません。)

丁寧に答える場合には、目的語を入れてそれぞれ“我們去棒球場。” “我買中文詞典。” “我們不吃中國菜。”などとしてもかまいません。

しかし会話の場合は、省略できるものは省いて、簡単にすることが多く、一般的には主語や目的語を省いて、動詞の肯定または否定で答えます。

動詞述語文の疑問文には、先に挙げた文型パターン二種類以外に、“…還是háishi~“(…ですか、それとも~ですか)を用いる「選択疑問文」があります。これは、二つあるいは二つ以上の選択肢から一つを選ぶ形です。

①你去,還是他去。Nǐ qù, háishì tā qù?(あなたが行くの?それとも彼が行くの?)

②你喝紅茶,還是喝咖啡?Nǐ hē hóngchá, háishi hē kāfēi.(あなたは紅茶を飲みますか?それともコーヒーを飲みますか?)

①の受け答えは

我去。Wǒ qù.(私が行きます。)

他去。Tā qù.(彼が行きます。)

②の受け答えは

喝紅茶。Hē hóngchá.(紅茶を飲みます。)

喝咖啡。Hē kāfēi.(コーヒーを飲みます。)

選択疑問文では、重複している主語は省略されますが、重複している動詞(上記の例では“去qù”“喝hé”)は省略しないのが一般的です。ただし、使用される動詞が“是shì”の場合は“是shì”を省略します。

他是中國人,還是日本人?Tā shì Zhōngguórén, háishi Rìběnrén?(彼は中国人ですか、それとも日本人ですか?)

11.疑問代名詞と疑問詞疑問文

疑問詞疑問文は、“什麽shénme”(何)“誰shéi”(誰)などの疑問代名詞を使って表す文のことです。この疑問詞疑問文では、文末に助詞の“嗎ma”を付け加えることはできません。また、語順は平叙文と同じで、尋ねたいところに該当する疑問代名詞を置きます。

疑問代名詞は中国語で、“疑問代詞yíwèn dàicí”といい、なんであるか、どうであるかわからないことを訪ねたり、はっきりしないことを告げたりするときに用いられます。その代表的なものをここで整理しましょう。

【什麽】shénme(何、どんな)

你買什麽?Nǐ mǎi shénme?(あなたは何を買うの?)

我買CD(唱片)。Wǒ mǎi CD(chàngpiàn).(CDを買います。)

【誰】shéi/shuí(誰)

誰看錄像?Shéi kàn lúxiàng?(誰がビデオを見るの?)

他看錄像。Tā kàn lúxiàng.(彼が見ます。)

【哪】nǎ(どれ、どの)

你要哪個?Nǐ yào nǎge/něige?(どれが欲しいの?)

我要那個。Wǒ yào nàge.(それをください。)

【哪裏/哪兒】nǎli/nǎr(どこ、どちら)

她現在住在哪裏?Tā xiànzài zhùzài nǎli?(彼女は現在どこにいますか?)

【什麽地方】shénme dìfang(《フレーズ句で》どこ)

那麽,我們在什麽地方集合呢?Nàme, wǒmen zài shénme dìfang jíhé ne?(では、〔私たちは〕どこで待ち合わせますか?)

【怎麽】zěnme(どう、どのように;なんで、どうして)

這個字怎麽念?Zhège zì zěnme niàn?(この字はどう読むの?)

這個字念wǒ。Zhège zì niàn “wǒ”.(この字はwǒと読みます。)

我的自行車怎麽不見了?Wǒ de zìxíngchē zěnme bú jiàn le?(私の自転車はどうして見つからないの?)

【怎樣】zěnyàng(どのような、どのように)

你的中文老師是怎樣的一個人呢?Nǐ de Zhōngwén lǎoshī shì zěnyàng de yí ge rén ne?(あなたの中国語の先生はどんな人ですか。)

蝦在水裏怎樣有的?Xiā zài shuǐli zěnyàng yóu de?(エビは水中をどのように泳いだのですか。)

【怎麽樣】zěnmeyàng(《状況を訪ねて》どうですか)

生意怎麽樣?Shēngyì zěnmeyàng?(商売はどうですか?)

很順利。Hěn shùnlì.(順調です。)

【為什麽】wèi shénme(《フレーズ句で》なぜ、どうして)

你為什麽不吃早飯呢?Nǐ wèi shénme bù chī zǎofàn ne?(あなたはなぜ朝食を食べないのですか。)

【什麽時候】shénme shíhou(《フレーズ句で》いつ)

她們什麽時候出發?Tāmen shénme shíhou chūfā?(彼女たちはいつ出発しますか。)

【哪會兒】nǎhuìr(いつ)

你是哪會兒從北京回來的?Nǐ shì nǎhuìr cóng Běijīng huílai de?(あなたはいつ北京から戻ってきたのですか。)

台湾人の人はあまり“兒er”を使用しません。この表現に限らずです。そのため台湾ではなるべく“什麽時候shénme shíhou”を使用するようにしましょう。

【几】jǐ(〔10未満の数を予想して〕いくつ、いくら、何)

您的小孩子兒几歲了?Nín de xiǎoháir jǐ suì le?(あなたのお子さんはおいくつになりましたか。)

【多少】duōshao(いくら、どれくらい)

你們共司有多少職員?Nǐmen gōngsī yǒu duōshao zhíyuán?(あなたの会社は社員がどれくらいいますか。)

12.他動詞と自動詞

動詞が目的語をとるか否かに中心をおいて動詞の分類を考えると、「他動詞(“及物動詞”)」と「自動詞(”不及物動詞“)」に分けられます。他動詞は目的語を伴いますが、自動詞は目的語を伴いません。

【他動詞+目的語】の例

看電視kàn diànshì(テレビをみる)

吃魯肉飯chī lǔròu fàn(魯肉飯を食べる)

喝牛奶hē niúnǎi(牛乳を飲む)

穿衣服chuān yīfú(服を着る)

坐公車zuò gōngchē(バスに乗る)

包餃子bāo jiǎozi(餃子を作る)

自動詞

游泳yóuyǒng(水泳をする)

休息xiūxí(休む)

睡覺shuìjiào(眠る)

ある少数の自動詞は、目的語を伴って他動詞となることがあります。この場合、自動詞で使われるときと意味は異なります。

他笑了。Tā xiàole.(彼は笑いました。)

他笑她了。Tā xiào tāle.(彼は彼女をあざ笑いました。)

13.二重目的語を伴う動詞述語文

目的語を二つ伴うことができる動詞がいくつかあります。それらの動詞と二重目的語で構成される動詞述語文の文型は、次のようになります。

主語 + 動詞 + 目的語1〔人〕 + 目的語2〔物〕

この構文は英語の第4文型に似ていますね。中国語の文法は日本語より英語の方が近いです。

「目的語1」は間接目的語といい、”人”がその対象になります。「目的語2」は直接目的語といい、”事物”がその対象になります。この間接目的語と直接目的語の順番は入れ替えることができません。

馬老師教我們漢語。Mǎ lǎoshī jiào wǒmen hànyǔ.(馬先生は私たちに中国語を教えています。)

二つの目的語を伴うことが可能な動詞は多くありません。”教jiào”(教える)、”送sòng”(贈る、届ける)、”給gěi”(与える、あげる)、”借jiè”(借りる、貸す)、”問wèn”(尋ねる、質問する)などに限定されます。

14.離合詞

二音節から成る動詞で、その動詞そのものが、《動詞+目的語》を構成するものがあります。これを「離合詞(”離合詞líhécí”)」と言います。

離合詞一覧

①~⑤の離合詞は、すでにそれ自身が《動詞+目的語》の機能があり、動詞が目的語を重要視して伴う形は基本的に成り立ちません。そこで離合詞に目的語を伴う場合、①⑤のように目的語を割り込ませた形や、②③のように”和hé”(~と《動作を共にする相手を表す》)や”給gěi”(~に《対象を表す》)を目的語の前に出す形、④のように動詞の前に置くなどの工夫が必要となります。

よく使われる離合詞

【着急】zhāojí(焦る、イライラする)

【請假】qǐngjià(休暇をもらう)

【吵架】chǎojià(けんかする、口論する)

【隨便】suíbiàn(随意である、勝手である)

【存款】cúnkuǎn(預金する)

【游泳】yóuyǒng(泳ぐ、水泳をする)

今日はここまでです。お疲れ様でした!

参考文献

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