日本では月にウサギがいますが、世界ではどうなのでしょうか。夢のない話をしてしまうと、国によって月の見える位置が変わるので、見える模様も変わります。
月にウサギがいると言われるようになった由来や海外での月の模様をまとめてみました。
なぜ月にウサギがいると言われるようになったのか
月ウサギは伝説であり、諸説ありますのでchatGPTに聞いてみました。主に3つの説があるそうです。
中国の伝説「嫦娥奔月(ちょうがほんげつ)」に関連しています。この伝説によれば、月には仙女である嫦娥(ちょうが)が住んでおり、彼女はウサギを連れているとされています。
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日本の伝承においても、月にはウサギが住んでいるとされ、その姿が月の表面に見えるというイメージが広まりました。
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有名なエピソードとしては、日本の民話「かぐや姫」があります。この物語では、月からの使者として現れたかぐや姫が、美しいうさぎを連れています。このうさぎは、かぐや姫が月に帰る際に地上に置いていくものとされています。
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日本の伝承も中国が由来なそうなので、結局は中国が由来なのかもしれませんね。
嫦娥奔月とは
嫦娥奔月とは中国の故事です。中秋の名月にお供え物をする文化の始まりと言われています。色々調べたのですが、どれも全然異なるので、一番感動するように仕上げました。
嫦娥(じょうが)と后羿(こうげい)という夫婦がいました。夫の后羿は弓の名手として有名でした。
ある日突然、天上に10個の太陽が現れ、人々が暑さで苦しみました。そこで后羿が崑崙山へ登り、9個の太陽を弓で打ち落としました。
そして、后羿は太陽にこういいます。「これからは人々のために、時間通りに天上にのぼり、時間通りに沈まなければなりません。」
この功績がたたえられ、后羿は西王母に不老不死の霊薬を与えられます。后羿は妻である嫦娥と離れたくなかったので、これを飲まず箱に隠しておきました。
ある日、泥棒が二人の家に入り、その不老不死の霊薬を盗みに来ます。そこに居合わせた嫦娥はこんな人に薬を飲まれてはいけないと思い、自分で飲み干してしまいました。
そのまま嫦娥はふわふわと空へ飛んでいきます。家に帰ってきた后羿は嫦娥がいないことに気づきます。
ふと空を見上げると月でうさぎが跳ねまわっています。あれは嫦娥に違いないと三歩前進しますが、月が三歩後退します。
そこでいつでも嫦娥が帰ってこれるように后羿はケーキや果物を並べて待ちました。これが中秋の名月の始まりです。
海外の月には何がいるの?
実は中国の月にはカエルがいます。それはなぜかというと嫦娥奔月の話に続きがありまして、月に嫦娥が行ってしまったとき、カエルも連れて行ったというストーリーもあります。
韓国:餅をつくウサギ
南アメリカ:ろば、わに
北アメリカインディアン・インド:わに
アラビア:吠えるライオン
東ヨーロッパ・北アメリカ:髪の長い女性
インドネシア:女性が編み物をしている姿
ベトナム:大きな木とその下で休む男の姿
オランダ:悪行の報いとして幽閉された男の姿
南ヨーロッパ:かに
北ヨーロッパ:本を読むおばあさん
カナダ:バケツを運ぶ少女
このように国によって様々です。
まとめ
いかがだったでしょうか。月に関連するようなことをまとめてみました。
国によっても様々な見え方があるのは面白いですね。
今日はここまでです。良い一日をお過ごしください。
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