台北タイムスを読んでいて今日の速報を見つけました。その被害の大きさに驚いたので、みなさんに共有したいと思います。
花蓮とはどこにあるのか
花蓮(Huāliánと読みます)とは台湾東部に位置し、台北からは少し遠いです。しかし、画像を見てもらうと分かる通り、白く塗られた都市部が近いです。
観光産業が盛んであり、大きな打撃があったとニュースでは報じられています。
どれほどの経済的な被害があったのか
4月9日の台北タイムスによると、今月の被害は53億台湾ドル(日本円にして250億円)にも上ると予測されています。
台湾観光協会会長の陳義豐(Chén Yìfēng)氏は今月のホテルの予約数は10%を下回るだろうと予測しています。そもそも橋の復旧がやっと終わった程度なので、まずは非難をする人が最優先になるでしょう。
それから町を整備して、観光客を呼ぶようになるので、おそらくしばらくは花蓮に行くことはできないでしょう。
ホテルの部屋が余っているのならば非難せざるを得ない人に貸し出してあげればよいと思います。
4月9日の朝刊では12名が死亡、1000名以上の方が負傷、18名の方が行方不明となっています。被災に会われた方には心よりお見舞い申し上げます。
日本の橋は優秀?
このニュースがかなり話題になっていますね。橋の長さの違いがどれだけあったのかわかりませんが、これはすごいのではないでしょうか。
日本は台湾を1895年から終戦の1945年まで50年間統治していたため、1944年に作ったとしたら80年前の橋が地震に耐えたということになります。
日本が台湾を統治していたというのはよくないことではありますが、当時からの日本の建築技術の高さがうかがえます。現に今は台湾政府によって補修され、避難経路として使われているそうです。
大きい地震でしたが無事でした
地震が起きた時、私は台南にいました。台南は上記地図で見切れているところにあり、かなり距離があったため、安全でした。
バスに乗っていて、信号待ちをしているときに揺れたので驚きましたが、被害があるような揺れではありませんでした。バスの運転がいつもより荒いのかと思ったら、周りの提灯が大きく揺れていたので、焦りました。
こちらはJアラートのようなものはなく、地震が起きた時は本当に静かでした。Jアラートも怖いですが、いつ逃げていいのかわからないので、お知らせくらいは台湾政府に出していただきたいと思いました。
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