二つのワードを聞きふと気になったので調べてみました
就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです
SEとプログラマーの違い
みなさんご存じの通り、両職業ともにソフトウェアの開発にかかわりますが担当や仕事範囲が異なります
プログラマーの特徴
プログラマーはその名の通り、プログラミングが担当です
システムエンジニアが作成した仕様書通りにコードを打ち込んでいきます
一方で、後で詳しく述べますがシステムエンジニアはプログラミングをしません
意外に思うかもしれませんが、実はここが大きな違いです
話しを戻すと、プログラマーは実際にプログラミングをするので高い専門性を持ちます
一日中パソコンに向き合っているイメージの職業がプログラマーにあたります
システムエンジニアの特徴
システムエンジニアはお客さんの悩みや必要なシステムのヒアリングを行い、それをもとにソフトウェアの仕様を決定します
そして、その仕様を仕様書というものにまとめます
上記の通り、実際にコーディングをするわけではありません
先ほども述べたとおり、プログラマーがプログラミングを担当します
しかし、システムエンジニアはお客さんとも話し、プログラマーとも話すのでコミュニケーション能力が求められます
それに加え、予算管理や人員配置、進捗管理なども行います
プログラマーがコードを打ち終わったらテストも行います
これもシステムエンジニアの仕事です
幅広くプロジェクトにかかわるのがシステムエンジニアの特徴と言えるでしょう
気になる年収は?
結論から言ってしまえば2022年の段階でシステムエンジニアは約734万円、プログラマーは約523万円だそうです
2022年の日本の平均年収は約374万円です(参考:厚生労働省令和4年賃金構造基本統計調査)
年々両職業とも年収が上がってきているようです
需要が高いことから収入の増加につながっていると思われます
なぜシステムエンジニアの方が収入が高いのか?
現在、多くの企業で年収という面においてシステムエンジニアの方がやや優勢です
担当する仕事の範囲が広いのとシステムエンジニアが行うことは「上流工程」と呼ばれ高く評価されることもあり年収は高いようです
上流工程と呼ばれる仕事は「要件定義」「基本設計」「詳細設計」を指し、主にシステムエンジニアが担当します
逆に下流工程と呼ばれる仕事は「システム構築」や「開発」にあたり、主にプログラマーが担当します
小規模の企業であればシステムエンジニアがプログラミングをすることもあります
これらが要因で実際に収入に格差が出ています
まとめ
システムエンジニアとプログラマーの違いについてお分かりいただけましたでしょうか
プログラミングだけをするのがプログラマー
仕様書を作成しテストまでするのがシステムエンジニア
実際に収入が高いのはシステムエンジニアです
知っているようで実は知らないような職業についての紹介でした
IT業界へ興味を持ってくれるきっかけになればと思います
ではでは!
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